あの日の夢の話をしよう

ヲタクの備忘録

Sexy時代で地球を回せ

 

堕ちた。堕ちてしまった。

 

客席に向かってすごくすごく優しい声で話す彼に。

幾千の光の中、「俺たちが創る時代」と拳を突き上げ歌う彼らに。

 

一瞬で沼の底まで転がり堕ちた。

 

Sexy Zone、めちゃくちゃにかっこいいな??!?!!??!?!!!?!

 

 

実は、私がSexy Zoneにここまで堕ちたのは本当に最近の話。

ヲタクのHow toは知り尽くしているので、ひとまずぺいじーして公式に金を落とし、次々と円盤や情報をかき集め、ヲタク持ち前のフッ軽さで現場にも何度か足を運び、ものすごいスピードでこの沼の底までやってきた次第である。

 

セクシーたちに堕ちたのは、私の人生における大きな大きな転機のような気がする。

何を隠そう、私は、赤西くんのオタクをしていた。しかも、もう14年目にもなる。月日が流れ、今の私は、あの頃ずっとずっとお兄ちゃんに見えていた赤西くんの年齢を追い越した。当時、恋をした20歳の赤西くんは、今年34歳になった。

これまで、Sexy Zone含めたくさんの子たちがでてきたり、時代の流れもあったりして、周りの友人らが他グループに湧いていても、仁担のお友達たちが離れていってしまっても、私は、担降りや掛け持ちといったジャニヲタ専門用語とは全く縁がないようなヲタクをしていた。

 

このまま、ずっとこのまま、私は赤西くんのヲタクのまま死んでいくのだと思っていた。

 

 

思っていた。のに、

まーさかの展開〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!(カラアイ)

 

 

この1人のヲタクの人生の転機を、備忘録として記しておこうとおもう。

なぜ今、これほどまでにSexy Zoneがわたしの心を掴んで離さないのか、最初は苦手なタイプとさえ思っていた風磨くんが自担になるに至った経緯も、ぜんぶありのまま書き綴ってみようと思う。きっと長くなる。

 

 

 

 

 

Sexy沼への入り口はセクチャンとよく聞くのだが、私はレアなケース?なのか、風マリきゅあるだった。

フォローしてる方のなかに、カツンとセクゾ掛けもちの方がいて、TLにちょくちょくセクシーたちの動画が流れてきていた。そこである日流れてきてたまたま聴いたのが、ラジオの文字起し動画。風マリのqrzoneだった。

 

(o´ω`o)「マリちゃんなにききたい♡?マリちゃん聴きたいのきこっかあ〜〜♡ねえ〜♡きょう何聴いてねる?♡」

(* '-')「もぉ〜!うるさぃ!!!」

 

 

 

?!?!??!?!!!!まって?!?なにこれ?かわいすぎない???!!!!

 

 

私の中で何かが爆発した。

うそ??!?こんな…こんなに、こんなに可愛い2人ってある…?

 

そこからは自ら動画を漁る日々。可愛いが止まらない。どうやら可愛いのは風マリだけではない。グループ内の2人組の組み合わせがどれを取っても満点はなまる可愛い。Sexy Zoneはメンバー内でかなり年齢差があるからか、組み合わせによって互いの立ち位置や見せる表情が変わってすごく楽しい。中でも風磨くんが、今までのイメージとのギャップがすごくて、気になった。

気が付けば、わたしのいいね欄はSexy Zoneで埋まっていた。

 

 

テレビの出演情報はのがさずチェックしていたが、そうはいってもまだその程度で、私は赤西くんのツアーで西へ東へと飛び回っていた。

赤西くんは、アイドル育ちだなと感じる瞬間は時たまあるとはいえ、そのパフォーマンスはもうアーティストそのものである。世界観や魅せ方や演出は、もうアイドルのそれではない。毎年毎年ヲタクの期待を超えてくるため、ヲタクは皆口々に「天才だ‪…‪…………………今までで1番すごい‪……………………」とボジョレーヌーボー芸を繰り広げる。

「今が1番良い」を常に更新し続ける赤西くんの他を寄せ付けない圧倒的な才能に私は惚れ込んでいる。そして顔も良い。これだけ長いこと追っているので、手を伸ばせば触れられる距離で何度も見たことがあるが、今でも本気で仰け反ってしまう。あまりに美。すごい。美のイデアプラトンもびっくり。

 

なんていうかもう、恋だとか、もうそういう類いではない。赤西くんは人生。そこまできていた。

 

 

そんな赤西くんのツアー中に、Sexy Zoneもツアーをしていることを知った。えっ行きたい!と思いチケツイを検索したが、定価のチケはなかった。私はそっとTwitterを閉じることになる。

それからしばらくしてリア友(ジャニヲタ)と会う機会があり、何気なくセクシーゾーン行きたいんだけどチケがないという話をした。するとその夜、その友達と歩いているときに、友達のもとに一本の電話が。

セクゾのチケ1枚譲れるらしいけど行く?」

「え?!???行く!!!!!!」

叫んだ。こっそり周囲に聞いていてくれていたらしい。ジャニヲタネットワークまじで強い。持つべきは友。本当にありがとう。感謝。

 

 

そうして私は、セトリを完璧に聴き込み、すっかりSexy Zoneへの想い、なかでも風磨くんへの想いに胸を弾ませ、5月4日の横浜アリーナへ降り立った。7年ぶりの横アリ〜〜!おひさ〜〜!フ〜〜!

 

 

おい、、、ヲタクが超若い、、、、リボン、、キラキラ、、ゆるふわ、、、、、、

 

ちょっとだけ、馴染めるか不安になった。(ゆるふわとは程遠い私)(赤西くんの現場では若い側)

 

 

 

 

 

 

Unreality‪……

ライブがはじまる。

 

 

 

 

えまって?!?!

Sexy Zone超かっこよくない??!!?!?!

 

可愛い可愛いとばかり思っていたわたしはひっくり返った。Sexy Zoneってこんなにもかっこいいんだ?!?!!!!?可愛いだけじゃなかった。かっこよさと可愛さの大渋滞。終始頭をぐわんぐわん揺さぶられた。

客席にキラキラの笑顔で手を振ってくれている。可愛い。繰り広げられるファンサにトキメキがとまらない。なにこれ…私、きゅんきゅんする‪。ウインク、キス顔、そしてカメラに近づいてきての "擬似頭ポンポン" で 全私が死んだ。

 

 

メインステ脇だったので、スタトロへ向かう階段でありがたいことにメンバー全員を比較的近くで見ることができた。

 

マリちゃんの天使っぷりがすごかった。天使かつ貴公子。デビュー後 初登場のMステ、当時テレビで見てたけど、ちっちゃくて真っ白で本当に天使みたいに可愛らしい男の子だった。今では背がグンと伸びて身体はしっかり男らしさを帯びているのに、その天使さがそのまま健在していた。ありがとう。よくぞすばらしい成長の仕方をしてくれた、、、(合掌)

 

聡ちゃんは、生で見たときの驚きがいちばん大きかったかもしれない。この子、凄い。そのアイドル力に本気で驚いた。私の語彙力では上手く表現できないのがめちゃくちゃに悔しい。お喋りしているときと、歌って踊ってるときの振り幅に混乱した。キラキラ可愛いアイドルな一面の裏、真剣な表情をしたときの目にゾクゾクした。好きだ。この子はすごい。

 

勝利くん、国宝。顔がまじで綺麗、すべてのパーツとその配置が天才。あまりの美しさにライブ中リアルにため息がでた。それでいて笑うとめちゃめちゃ可愛い。ピュアで純朴な感じがいじめたくてたまんないな(やめなさい)  片っ端からファンサうちわに反応している聡ちゃんとは対照的で、一生懸命ずっと客席におててを振っていた。可愛い。しっかり足元見て階段降りてた、可愛い。(語彙力)

 

健人くんはその身に纏うオーラに本っ当に衝撃を受けた。向こうをむいていた健人くんがバッとこっちを振り向いたときに思わず声が出た。かっっっっっこいい。顔ちっちゃ。いや脚長‪すぎない?!3000mはあった。リアル2次元。王子様。それでいて彼はアイドルとしての価値観や在り方、その芯のブレなさがほんとうに尊敬に値するもので、後にその内面にも魅せられることになる。

 

そして風磨くん。

最初風磨くんに苦手意識があった人ほど、のちに菊池風磨の沼に堕ちてもう戻れないらしい。風磨担あるある。私もまさにその1人。

デビュー前のおもちのような頃の風磨くんは可愛らしいJr.だなという印象だったけど、デビューしてからはなんだか徐々に強火赤西担なのが表立ってきて、髪型 アクセサリー 洋服 曲 振る舞い、赤西くんヲタクの私からは赤西くんの真似っこばっかりしているように見えて、「風磨くんは何になりたいの?風磨くん自身の強みと売りはなんなの??」と当時思っていた。なんとなくスカした雰囲気にも見えたし、グループのカラーと風磨くん自身にギャップがあって、風磨くん自身がSexy Zoneというグループをどこか受け入れられてないというか、「Sexy Zone菊池風磨」になりきれてないように見えていた。

 

でも、私があの日横アリで見た風磨くんは、紛れもなくSexy Zone 菊池風磨 だった。馴染んでいたと表現するとなんだかあれだが、風磨くん自身がSexy Zoneというグループを愛していること、そして、Sexy Zone 菊池風磨としての覚悟を感じた。そんな風磨くんの姿は、ものすごく魅力的で、何だか無性に、惹かれるものがあった。

 

My Lifeの演出は、スプレーでタイトル書くのもショットオブテキーラをキメるのも、いや既視感!!!!となったが ('08カツンコン参照)、ほんと強火だなあ(笑)と微笑ましく、愛おしささえ感じた。この気持ちの変化は、私が風磨くん自身の強みと売りに気づいたからなのだとおもう。グループ全体を俯瞰して、その場その場に適したウィットに富んだ発言をするところ、頭の回転の速さ、そしてファンと一緒に歩んで背中を押してくれるような温かさ。風磨くんには、風磨くんにしかない、彼自身の底知れない魅力があった。

 

そこまででもはや沼に落ちていたのに、シガロンで私は完全に地上の光が見えないところまで堕ちることになる。

 

 

 

 

♩sing along sing along with me〜

 

    sing along sing along with me〜

 

    sing along sing along with me〜

 

 

 

 

「じょうずじょうず、一緒にいくよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

まって

 

 

 

恋。

 

 

 

圧倒的、恋。

 

 

あまりにも優しい声。

とんでもないリアコ爆弾だった。

 

もう戻れない。完全にわたし、恋をした。

人は一瞬で恋に落ちる。

 

 

 

 

そんなこんなで、あれよあれよと言う間に見事、菊池風磨の沼に堕ちた。

 

 

さてここからは、Sexy Zone の話をする。

 

Sexy Zoneって、ほんとうに5人が5人とも愛おしくって、魅力的で、箱推しのヲタクも多いグループだとおもう。自担が分からないと言っている人も見かけるし、爆モテリアコ番長風磨くんにみんな恋をしていて、風磨担かとおもいきやそうじゃなかった、みたいなケースが多発する。それって、すごく、強みだと私は思う。グループ全員を、それだけの大きな熱量で愛してもらえるって、実はなかなかないことだと思うから。

 

 

これは自論だが、Sexy Zoneは、見ている人を「応援したい」気持ちにさせるパワーがあると思っている。全員で個々のスキルを上げて、グループとしてもっともっと上に向かっていこうとひたむきに努力する姿、その純粋さと真っ直ぐさは、見ている人の胸を打つものがある。

新参のヲタクがこんなことを言っては怒られるのかもしれないが、発展途上なところも魅力だとも思っている。まだまだ最年長でも24、最年少は18のグループ。若くて青いところがある。でも、だからこそ、若さゆえの鋭い感性、ものすごい吸収力がある。雑誌のテキストやwebを読んでいてほんとうに感動したのだけれど、彼らは自分たちに足らないものがあることを自覚していて、そんな自分たちの成長にすごく貪欲。そんな彼らがこれから成長していかないわけないじゃない?

 

私は、Sexy Zoneは必ずいちばんになるグループだと確信している。もっと、もっともっと大きくなるグループだよ。まだまだ、これから。

 

もうすこしはやく彼らを見つけられていたらなあと悔しい気持ちもある。でも、わたしは、今の彼らだからこそ、これほどまでに惹かれたのだと思う。

 

おたくサイドも、若くて発展途上で、課題がたくさんある。彼らの仕事のプラスになるような応援ができるようにもっともっと、私たちも頑張っていかないとね。

 

 

 

Sexy時代、

 

みんなで必ず創ろうね。